さくらメモ

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妊婦の通勤とマタニティマーク

2014年を振り返ってみようシリーズ!

今年を振り返ると、そりゃもう1年の半分以上はお腹に子を抱えた生活をしておりましたので、備忘録も含めて当時の話を少しばかり。

まずは『マタニティマーク』について。


マタニティマークについて |厚生労働省

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この写真は退院の日に撮ったもの。
思えば妊娠3ヶ月で母子手帳を貰ってからここに至るまで、私とこの子を守ってくれたお守りのようなものでありました。

そんなマタニティマーク、都市伝説的に色々話を聞いていまして、貰った当初は私もびくびくしながらつけていました。


マタニティマークは危険!?付けない妊婦も増えている現状とは? - NAVER まとめ


マタニティマークの危険性-赤ちゃんの部屋


結論から言えば『TPOさえ考慮すれば大丈夫』というとこではあります。
どちらかというと、これをつけていたおかげで助けてもらったことの方が大きい。

そもそも「マタニティマークは何のために使うもの?」というところは、前述の厚労省のサイトを見ていただいた方が確実ですが、決して「妊婦がつけていいフリーパス」のようなものではないということ。
あくまで「自分が妊婦である」と知らせるサイン、というところ。
その先に求められる「席を譲る」とか「労ってやる」というあたりは、強制するものではないし、お互い気遣いの中で生まれるものだと思うのです。

 

妊娠が分かった当時、私の勤務先は渋谷にありました。
渋谷だけあって、通勤時間帯は人の流れもかなりのものです。
途中乗り換えもあるのですが、ダッシュする人も多くかなり危険。
こんな環境の中でこれから半年近く大丈夫だろうか…?

そんな不安を抱えてましたら、妊娠が分かったその日に上司から転勤の打診をうけました(!)

いやもう、これは本当偶然。
もう少し先、落ち着いてから上司に相談しようかと思ってましたが、今後のことも考えてもらう必要があるなと、その場で妊娠したことを報告。
驚いてはいましたが、通勤や仕事内容についてかなり気を遣っていただけました。
私自身も今よりは遠くなるものの、乗り換えなしで通勤できること、仕事内容も量に波がある今と比べて、かなり負担が軽くなるものだったので快諾。
無理をしないように、ということで粛々と準備を進めることになりました。

妊娠が分かったのが2月末、転勤予定は4〜5月。
そうなると、世間一般で「つわりがきつくなる」と言われる3ヶ月のあたりは、渋谷への通勤をなんとか乗り越えなければいけない。

まだお腹も目立たない、つわりも凄く酷いわけでもない状態ではあったので、一応カバンにマタニティマークをつけてはいたものの、自分の体調が大丈夫そうな時は表に出さず、カバンの内側に入れていました。
丁度ネットでマタニティマークの話題が上っていた時期だったので、気にしていたっていうのが正しいかもしれません。

とはいえ無理も出来ないし、本当にきついときは、電車を1〜2本ずらしたり、混んでいない車両を選んで乗るようにしてました。
急行ではなく各駅停車を使ったりとか。
3月中は春休みに入った分まだよかったですが、4月に入ってから新年度で人が増えた時は本当大変だった!
しかしながら幸いにも何事もなく、無事渋谷での勤務を終えることができました。

新しい勤務地に移ってからは、乗り換えが無くなったのと、安定期に入ったことで精神的にかなり楽になりました。
ただ距離が長くなった分、座れなかった場合が少し辛くもあり。

その頃からマタニティマークをカバンの外に出す(もしくは意図せず出てる)ことが多くなったのですが、明らかに疲れてるであろう、若いサラリーマンな男性がマークに気づいて席を譲ってくださったり、お孫さんがいるのかな?50〜60代の男性が譲ってくださることもありました。

男性ばかりではなく、もちろん女性も譲ってくださることもあり。
小さいお子さんをつれたお母さんに譲っていただいた時は、ものすごく申し訳ない気持ちを抱きつつも、このお母さんも妊婦の時はこうやって助けてもらったんだろうか、なんて思ったりしました。

自分が妊婦になる前…いち会社員として通勤していた立場で考えると、ネットでまことしやかに言われるような「妊婦は電車に乗るな!タクシーを使え!」ぐらいの意見。
正直、自分の身を守るのが精一杯な状況下だと、妊婦さんになにかあった場合、面倒見きれない!というのが本音かもしれません。
そんな思いがあった分、満員電車にどうしても乗らなくてはいけなかった時、近くにいた男性がこちらまで体重かかりすぎないように気を遣ってくださったのが、申し訳ないと思うと同時にありがたい思いでいっぱいでした。

マタニティマークの意味を気付かされた場面としては、通勤時だけではなかったです。
今年嬉しいことに結婚式へ参列する機会が何度かあったのですが、たまたまバッグにつけていたマタニティマークに気づいた式場の方が、クッションや毛布を用意してくださったり、料理に対しても「肉の焼き方」とか「生ものを出してよいか」など、かなり気を遣っていただきました。

 

こうやって文章を起こしつつ、当時の自分を振り返ってみましたが、総じて見ると、私自身申し訳なく思うことが多かったり、「周りに気を遣いすぎ」な部分が多少なりともあったかもしれません。

完全に甘えてしまったり、立場や体調を考えずに動くのは問題ですが、自分の身体と赤ちゃんを守ることをまず優先して考えて動くために、(上手い言い方ではありませんが)マタニティマークを効果的に使うことが今求められているのではないかと思います。

自分自身も通勤時間帯をずらすとか、移動方法を考えるとか配慮する部分はあるものの、自分だけではどうすることも出来ないときに、出来るだけ避けたいですが、体調が悪くなった時や有事の際に助けて貰えるように、お母さんと赤ちゃんの身を守るツールとして、これからも活かされていって欲しいなと願うばかりです。